未来の渋谷

2012年に開業した「渋谷ヒカリエ」を皮切りに、渋谷が大きく変わろうとしてます。
2013年3月には東急東横線の歴史ある地上駅が惜しまれながらも地下へと移設。
そしてこれからも駅とその周辺が大幅に変わる予定です。

ここでは、今後渋谷がどのように変わるのか、大きく変わる代表的なものを
ご紹介したいと思います。
未来の渋谷はどうなるのでしょうか。

 

スカイウォーク
四階層のスカイデッキ構想。
現在、渋谷駅周辺が抱える問題点を改善するためのものです。
谷地形による坂道や国道246号線がまちを分断している点、歩道の混雑などが
課題として挙げられますが、この構想では、道玄坂上から宮益坂上を結ぶデッキ、また、
国道246号線を縦断するスカイデッキなどを含み、全部で12の空中回廊が出来ます。
これにより、まちの行き来がスムーズになるだけでなく、新たな空間が生まれることで、
人の混雑という問題が改善されることが見込まれます。

 

大規模ビル開発
まずはすでにオープンしている「渋谷ヒカリエ」
高さ182.5mを誇る大型商業ビルですが、なんと、これを上回る高さ約230mの
駅ビルが誕生します。渋谷駅直上に建つビルは、東棟、中央棟、西棟の3棟。
その中の東棟が高さ約230m、地上46階建ての大規模ビルです。
渋谷の新たなランドマークとなることは間違いありませんね。
また、その他にも現在の東急プラザ渋谷付近に地上17階、高さ約120m、
旧東横線ホームと線路跡地に高さ約180m、地上33階建ての大型ビルも
建設予定です。
すべて完成した時は今とはまるで違う景観になっているのでしょうね。

 

駅再編
スカイデッキの構想と併せて大きな計画とされるのが、駅の再編事業。
東横線の地下化をはじめ、今後も様々な改編がされる予定です。
まず、銀座線と山手線のホーム島式化と乗り換えコンコースの拡充。
埼京線ホームを移設し、山手線ホームと並列化する計画などがあります。
混雑を緩和するための計画ということです。

 

その他には
西口タクシープール:乗降場の地下化、拡充。
東口地下広場:駅施設と広場の公共空間の整備。
渋谷川を移設:下水道施設への変更。
などなど、渋谷駅周辺では、今後も大再開発が行われ、
大きな変貌を遂げます。

 

すべての工事が終わるのは平成38年頃を予定。
渋谷に生息する身としては、その未来を想像するだけでワクワクしてきます。
ずいぶん先の話だなと思っているとあっと言う間なんでしょうね。
とても楽しみです。