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2020年開業!山手線の新駅に歩いて行ける街

今回は、前回に続き山手線の新駅の場所とその周辺の町や賃貸事務所について、前回よりもう少し掘り下げてみたいと思います。

 

山手線で30番目の新駅開業の理由

新駅建設の理由としては、インターネットや新聞などを見ると様々で、憶測なども交じり、どれが本来の理由なのかわからなくなってきますが、まとめると概ね以下に挙げる事が一般的のようです。

  1. 港南エリアの高層マンション建築ラッシュにより人口が増加
    一部の地域では、田町駅、品川駅からは遠く不便であったので、新駅の設置を希望する声が多かった事。
  2. 東北縦貫線の開通
    「東北縦貫線」というのは、現在上野駅止まりの宇都宮線、常磐線、高崎線を東京駅まで乗り入れ、東海道線との直通運転をするもの。
    これにより、現在の田町駅~品川駅間にある車両基地が必要なくなるので、その跡地を品川再開発の一部として山手線新駅を作るという事。
  3. 国際戦略総合特区に指定
    前回の記事でも少し書きましたが、国や東京都は、品川駅~田町駅周辺エリアを「サウスゲート」として国際戦略総合特区に指定し、再開発を進めています。
    外資系企業を積極的に誘致して5年間で500社以上という目標を立てています。
    その再開発の中で、山手線の新駅は目玉と言えるでしょう。外国からの玄関口という役割を担います。
  4. 品川駅港南側の活性化
    一部で言われているのは、現在品川駅港南口側は高輪口に比べ閑散としている感があり、新駅の開業で、港南側を活性化させる狙いもあるようです。
    確かに、品川駅の港南口は、オフィスビルなどが建ち、平日はある程度賑やかではありますが、休日は少しさみしいイメージがあります。新駅の影響でどうなるか楽しみです。

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山手線の新駅ができるのはどんな街?

かねてより事あるごとに取り沙汰されていた、山手線の新駅が正式に発表されましたね。
山手線に新しい駅が出来るのは1971年に完成した西日暮里駅以来、約40年ぶりとのことで、大きな注目と期待が寄せられています。
新駅ができる場所は、田町駅~品川駅の間。
現在、山手線の中で最も距離があり、列車の速度も速い区間です。
この辺りをご存知の方は、泉岳寺駅の南東300mの位置という分かりやすいかもしれません。
fb.新駅地図

山手線の新駅は田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9kmの地点で、現在この位置にある車両基地を整理、縮小して建設されます。
その車両基地の縮小整理により、約13haの用地を確保。
新駅の周辺は、大規模な開発が進められることになり、新たな街が誕生することになります。

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未来の渋谷

2012年に開業した「渋谷ヒカリエ」を皮切りに、渋谷が大きく変わろうとしてます。
2013年3月には東急東横線の歴史ある地上駅が惜しまれながらも地下へと移設。
そしてこれからも駅とその周辺が大幅に変わる予定です。

ここでは、今後渋谷がどのように変わるのか、大きく変わる代表的なものを
ご紹介したいと思います。
未来の渋谷はどうなるのでしょうか。

 

スカイウォーク
四階層のスカイデッキ構想。
現在、渋谷駅周辺が抱える問題点を改善するためのものです。
谷地形による坂道や国道246号線がまちを分断している点、歩道の混雑などが
課題として挙げられますが、この構想では、道玄坂上から宮益坂上を結ぶデッキ、また、
国道246号線を縦断するスカイデッキなどを含み、全部で12の空中回廊が出来ます。
これにより、まちの行き来がスムーズになるだけでなく、新たな空間が生まれることで、
人の混雑という問題が改善されることが見込まれます。

 

大規模ビル開発
まずはすでにオープンしている「渋谷ヒカリエ」
高さ182.5mを誇る大型商業ビルですが、なんと、これを上回る高さ約230mの
駅ビルが誕生します。渋谷駅直上に建つビルは、東棟、中央棟、西棟の3棟。
その中の東棟が高さ約230m、地上46階建ての大規模ビルです。
渋谷の新たなランドマークとなることは間違いありませんね。
また、その他にも現在の東急プラザ渋谷付近に地上17階、高さ約120m、
旧東横線ホームと線路跡地に高さ約180m、地上33階建ての大型ビルも
建設予定です。
すべて完成した時は今とはまるで違う景観になっているのでしょうね。

 

駅再編
スカイデッキの構想と併せて大きな計画とされるのが、駅の再編事業。
東横線の地下化をはじめ、今後も様々な改編がされる予定です。
まず、銀座線と山手線のホーム島式化と乗り換えコンコースの拡充。
埼京線ホームを移設し、山手線ホームと並列化する計画などがあります。
混雑を緩和するための計画ということです。

 

その他には

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